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6.212017
「どういたしまして」をネイティブが英語で言うと?You’re welcomeで本当に大丈夫?
何かをしてあげて相手からお礼を言われた時、「どういたしまして」のニュアンスで返答をしたい時、英語ではどのようなフレーズを使えばよいでしょうか?
英語の「どういたしまして」のフレーズは、シチュエーションや相手との関係性によって様々な言い方がありますが、今日はネイティブがよく使っていて、ほとんどどんな場合にも使える便利なフレーズをご紹介します。
また教科書などでは紹介されているけれど、使い方に注意が必要な「どういたしまして」フレーズもご紹介します。
超便利なフレーズ ”No problem.”
最初に覚えたいフレーズが”No problem.”です。
“No problem.”はネイティブがよく使うということだけではなく、相手からお礼を言われた時、謝罪をされた時、許可を求められた時など、ほとんどどんな場合でも使えるのでとてもおすすめのフレーズです。
“Thank you.”
“No problem.”
“Sorry.”
“No problem.”
“Could you …?”
“No problem.”
このような感じです。”No problem.”はカジュアルなフレーズですが、たいていの場合問題なく使えます。相手が深く感謝してきて、こちらも少し丁寧に返答したい場合は、”No problem.”を応用して次のように言うことができます。
“It was no problem.”
“It was no problem at all.”
それほど変わりないように感じるかもしれませんが、センテンスを長くすることで相手に丁寧な印象を与えることができます。
その他の「どういたしまして」のおすすめフレーズ
“No problem.” 以外のおすすめフレーズとして次のようなフレーズがあります。
“Don’t worry about it.”
“My pleasure.”
“I’m happy to help.”
基本的には一番最初に紹介した”No problem.”を覚えておけば大丈夫なのですが、上記にあげたフレーズも覚えておくことによって、言い方のバリエーションを増やしたり、組み合わせることによって、丁寧さを強めることができます。
例えば次のような使い方です。
“No problem. Don’t worry about it.”
“No problem. It’s my pleasure.”
“No problem. I’m happy to help.”
“Don’t worry about it. It’s my pleasure.”
“Don’t worry about it. I’m happy to help.”
日本語でも単に「どういたしまして」だけではなく、「どういたしまして、全然大丈夫ですから」とか「どういたしまして、気にしないで下さい」など同じような意味を組み合わせて使うことがありますよね。
英語もそれと同じです。
1点気をつけたいのは”My pleasure.”と”I’m happy to help.”は謝罪された時には使えないということです。英語の意味を考えれば当然ですよね?
また”My pleasure.”はジェントルな印象です。ぜひ使ってみて下さい。
使い方に注意が必要な「どういたしまして」のフレーズ
“You’re welcome.”
“You’re welcome.”は教科書などでよく見ると思います。実際よく使われますが、ややフォーマルな言い方であることを理解しておくとよいでしょう。
また、「お礼を言われて当然」という自覚がある印象を受けるフレーズのため、個人的には(サマーとしては)あまり使いません。
“Anytime”
“Anytime”はいつも日常的に会っている人だけに使えるフレーズです。初対面の人やあまり会わない人には使いません。
知っておいたほうがよい「どういたしまして」のフレーズ
その他に「どういたしまして」の意味では次のようなフレーズもありますのでご紹介します。積極的に使う必要はありませんが、相手から言われた時に意味を理解できるようにしておきましょう。
“Sure.”
“You bet.”
“No worries.”
まとめ
「どういたしまして」を英語にした場合、シチュエーション、相手との関係性、フォーマル度などによって様々な言い方ができます。
これ全部覚えなくてはいけないの!?と困惑してしまうかもしれませんが、全部覚える必要はありません。
自分で使う場合は、ほとんどのケースで”No problem.”で大丈夫です。そして”No problem.”のセンテンスを長くしたり、他のフレーズと組み合わせることによって丁寧さに加減をつけることができます。
色々な言い方を知っておくことはプラスにはなりますが、自分で話すときには色々な種類の言い方を使おうとするより、より自然で多くの人が使う核となるフレーズを確実に使えるようにしましょう。
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